黄色い花

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GARAGE

庭の依頼があるとお客様の要望と建物にあった樹木の提案をします。
樹木の仕入方は様々で、仲卸に探してもらう、市場で探してもらう、自分で競りにいく、山に掘りにく(許可を得て)などなど、色んな方法があります。

以前の会社では仲卸にお願いすることが主だったものの、現在よく使う植物は生産者があるものが主で圃場へ足を運ぶことが多いです。
品種も樹形もどちらも気に入ったものを選び、その良さを出来る限り伝えたいと思っているからです。
目的をもって生産者のところに行くのですが、行った際はなるべく隅々まで見るようにします。
何回いっても新たな発見があるんです。

そんな中でであった1本。

木立エニシダノンリーフ
ノンリーフとは葉が無い事。
今、ふっとおもった事がどうやって光合成をしているんだろう?
あまり考えたことがなかった。。。
突然変異で生まれることが多く、それを個体化して量産し存在するんです。
その努力している生産者の方々は本当にすごいなと一言につきます。

あまり目にすることがないイレギュラーでであったこの木。
お客様に提案したものの今回はご縁なく。
まだ圃場にいたら今後提案したいと思う1本。
気になる方はご連絡下さい(笑)

この画像を見ていて思い出した件がひとつ。

パーキンソニア・アクレアタ  Parkinsonia aculeata
以前、ひょんなことからASTERの中川さんに誘われLAにいくことに。
一緒に行ったタムタムデザインの本田さんから「この木何?」って聞かれてアカシアと言った次の日、違うことに気づいた。
春先だったから黄色の花、種の形状、幹肌でアカシアといってしまって、、、安易。
その場では答えを出せず、半年たった今調べました。(多分あってる)

パーキンソニア・アクレアタは高木でずらっと並んでいて綺麗だった。
この木が日本にあるのか探していきたいところ。
出会えればどこかに植えてみたいと思った1本です。

LAで出会った植物についてまたちょくちょく書いていこうと思います。

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