こないだの話。
嫁と仕事の帰り道、車内でいま流行の断捨離にの話題に。
まぁ、会話でなんとなくは分かったが気になったので調べてみた。
文字通り、断ち・捨て・離れ引き算の解決方法によって停滞を取り除き住まいの、暮らしの、身体の、気持ちの、人生の、新陳代謝を促す・・・
住まいが、片づかないという悩みはもとより身体の不調、煩わしい人間関係、忙しすぎる状況をも解決していきます ・・・とのこと。
そうなんだ・・・
人に言われてすることなんだろうか?ましてや流行にのって物を捨てて身も心も軽くなろうって・・・
煩わしい人間関係を絶とうなんてもっての他だと思うが・・・
これを実行して良かったと思う人もいると思う。でも大半はどうなんだろう?
来年辺りには古本屋さんには断捨離本が多く並び、あの時捨てなければ良かったと思ってくる人いっぱいでるでしょ。結果、後悔する人増えるんじゃない??
なんでもかんでも右か左かと二極化を求めるこのご時世。だからこそちゃんと考えないといけないんじゃないかなぁ。
もの売りを生業にしている僕からしたら「物を捨てる」って行為はほんと悲しい出来事ですよ。
ただこんな時だからこそ、僕らの役目はきちんと果たさないと!
「こないだ買ったやつ、買ってよかったです。使っていると幸せな気分になってくるんですよ」
といわれるようにね。
さて、前置きがかなり長くなりましたが本日ご紹介するものはこちら。
播州小野 裁鋏(いぶし籐巻) ¥7,875 握鋏¥3,675
倉敷意匠計画室からでている播州小野・多鹿治夫鋏製作所さんの鋏。
鉄から成型し砥いでいくという昔ながらの手法で、一丁ずつ丁寧に作り上げています。
これぞ!と思うハサミが見つからなかった方へぜひオススメ。
「調子が悪くなった」と感じるようになりましたら、多鹿治夫鋏製作所に直接ご相談するとアフターケアーもして頂けます。
ながめて美しく、使って嬉しいそんな鋏です。
明日も通常openです。